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5/8・『したてやのサーカス』刊行記念・曽我大穂×青木真兵トークイベント サーカスと図書館——それぞれのはじまり

舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」をめぐる書籍『したてやのサーカス』(夕書房)の刊行を記念し、グループの基本設計と演出を手がける音楽家の曽我大穂さんと、人文系私設図書館ルチャ・リブロのキュレーター、青木真兵さんという、奈良県在住の2人によるトークイベントを開催します。

 

「仕立て屋のサーカス」は2014 年の結成以来、1000年先まで続く舞台表現の萌芽を求めて実験を続けてきました。演劇でもダンスでもライブでもなく、そのすべてでもあるような独自の世界観は、国内はもとより、スペイン、フランス等、海外でも喝采を浴びています。

 

一方、青木さんが2016年、奈良県東吉野村に開いた「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」は、今年5周年。人文学の蔵書2000冊を貸し出す図書館としてのみならず、パブリックスペース、研究センターを内包する人文知の拠点として、常に柔らかに形を変えながら進化を続けています。

 

 一つの形に安住することなく、変化を続けるお2人の活動は、いかにして始まったのか?

「仕立て屋のサーカス」と「ルチャ・リブロ」のはじまりについて聞きながら、不確かな時代を自分らしく生きるヒントを探ります。

 

改装したばかりのルチャ・リブロからの生配信です!

終了後2週間はアーカイブも視聴できますので、当日ご都合の悪い方もご安心を。

 

音楽家と歴史研究者、遠くて近いお2人の刺激的なトークを、どうぞお楽しみに!


『したてやのサーカス』刊行記念・曽我大穂×青木真兵トークイベント

サーカスと図書館——それぞれのはじまり

*奈良 蔦屋書店内での開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、人文系私設図書館ルチャ・リブロからのオンライン配信イベントに変更いたします。 

 

日 時 2021年5月8日(土)13:00-14:30

      人文系私設図書館ルチャ・リブロよりオンライン生配信! 

 

 

主 催 夕書房 担当:高松 お問い合わせは info@sekishobo.com まで

 

お申し込み方法

 

夕書房オンラインストアよりチケットをお求めください。配信URLをお送りします。

終了後2週間は、アーカイブもご視聴いただけます。

 

①をご購入の方は招待URLなどが記されたPDFをダウンロードいただきます。

 

①トークのみ 1,500円(税込)

②トーク(1,300円)+『したてやのサーカス』(2,200円)セット=3,500円(税込)*送料無料

③トーク(1,300円)+『彼岸の図書館—ぼくたちの「移住」のかたち』(2,200円)セット=3,500円(税込)*送料無料

 

プロフィール

曽我大穂(そが・だいほ) 

音楽家、多楽器奏者。1974年、奈良市生まれ。フルート、カヴァキーニョ、テープレコーダ、鍵盤楽器、トイ楽器などを使った即興演奏を得意とする。ジャム・バンド「CINEMA dub MONKS」のリーダー。2014年、スズキタカユキらに呼びかけて「仕立て屋のサーカス」を結成、基本設計を手がけるとともに、総合演出を担当する。その他、ハナレグミ、二階堂和美、グットラックヘイワ、mama!milk等のライブ・レコーディングサポート、テレビCM音楽の演奏・制作や、他ジャンル(映画、ダンス、演劇、写真、小説)とのセッション多数。近年は即興演奏のソロ公演なども行っている。奈良県在住。

https://www.circodesastre.com/

 

青木真兵(あおき・しんぺい)

「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。1983年生まれ。埼玉県浦和市に育つ。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」(https://omeradi.org/)の配信がライフワーク。障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務める。著書に『彼岸の図書館—ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』(H.A.B)がある。奈良県東吉野村在住。

https://lucha-libro.net/