2024年4月20日、夕書房は設立以来活動拠点としてきた茨城県つくば市から、京都市北区小松原に移転しました。
衣笠山の麓、立命館大学近くの新しい建物を自宅兼事務所とし、1階の文庫は今後、喫茶機能を持つ展示・イベントスペースとして運営する予定です。
建物の設計は、木村松本建築設計事務所。
文庫の上部をぐるりと取り囲む大きな窓は、光と風の通り道となるだけでなく、新しい展示スペースとしての可能性も感じさせます。
ガラス戸を開けば、駐車場としても使用するピロティ状の外室と一体化し、大人数で集うこともできます。
この場所が、これまで手がけてきた作品の著者やつながりのある方はもちろん、志を共にする方たちと一緒に、これからの社会を考えていく場になるよう、少しずつ育てていきたいと思っています。
文庫の運営方針と準備が整い次第、改めてご案内いたします。
今後とも夕書房をどうぞよろしくお願いいたします。
2024年5月2日
夕書房 高松夕佳