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2/28・金森穣×大澤真幸トークイベント「日本の劇場はどこへいくのか」

『闘う舞踊団』の刊行を記念し、著者の金森穣さんと社会学者の大澤真幸さんのトークイベントを、2023年2月28日(火)東京・青山ブックセンターで開催します!

2014年に行われたCINRAでの濃密な対談から9年。

その後のNoismのあゆみと、そこから見えてきたもの、劇場の役割、そして専属集団の可能性について、縦横無尽に語り尽くす90分!

どうぞお見逃しなく。


『闘う舞踊団』(夕書房)刊行記念 金森穣×大澤真幸トークイベント「日本の劇場はどこへいくのか」

 

日本初の劇場専属舞踊団Noismを率いてきた舞踊家・振付家の金森穣さんが、創作活動と同時に力を注いできたのが、劇場専属としてのカンパニー運営でした。

『闘う舞踊団』は、18年にも及ぶ金森さんのNoismをめぐる闘いの日々を振り返った、初めての単著です。

昨年ようやく「市の文化政策」と明文化されたNoismですが、そこに至るまでの軌跡からは、日本の劇場文化の現在と課題、そしてこれからの社会を考えるヒントが見えてきます。

本書の刊行を記念し、社会学者の大澤真幸さんをお迎えして、劇場とは何か、芸術とは何か、文化とは何か、ひいてはこれからの日本の向かうべき方向性について、Noismの実践をもとに、また世田谷パブリックシアターで開催されたばかりのNoismの新作「Der Wanderer—さすらい人」(2/24-26)の裏話を交え、議論していただきます。

トーク終了後にはお2人のサイン会も開催します。ぜひこの機会にご参加ください。


日 程  2023年2月28日 (火)

時 間  19:00〜20:30(開場18:30〜)

料 金  1,540円(税込)

定 員  70名

会 場  青山ブックセンター本店 大教室

     東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア (B2F)

申 込  詳細・チケットはこちらより


金森 穣 かなもり・じょう

演出振付家、舞踊家。Noism Company Niigata 芸術総監督。

1974年生まれ。モーリス・ベジャール等に師事。ルードラ・ベジャール・ローザンヌ在学中から創作を始め、NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で活躍したのち帰国。04年、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督に就任、日本初となる公共劇場専属舞踊団Noism を立ち上げる。革新的な創造性に満ちたカンパニー活動は国内外から高い評価を得ている。

2003年朝日舞台芸術賞、平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞、第60回毎日芸術賞など、受賞歴多数。令和3年紫綬褒章。


大澤真幸 おおさわ・まさち

社会学者。1958年生まれ。

東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。

著書に月刊個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』、「〈世界史〉の哲学」シリーズ(講談社)、『社会学史』(講談社現代新書)『自由という牢獄』(岩波現代文庫)『不可能性の時代』(岩波新書)など多数。