· 

4/12「彼岸」をめぐる冒険 石川直樹×青木真兵×青木海青子トークイベント

 

人口わずか1700人の奈良県東吉野村。大和の山々の奥深く、川の向こうの杉林の先にある小さな古民家で、居間に自らの蔵書を開架する人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」を開いた青木真兵さんと海青子(みあこ)さん。

お2人が東吉野村に移り住み、自宅を図書館として開き、人文地の拠点を築いていくまでの軌跡を追ったはじめての著書『彼岸の図書館——ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)は、10月の刊行以来、新しい生き方を模索する多くの人たちの手にわたり、増刷されました。

 

それを記念して、4月11日より入江泰吉記念奈良市写真美術館で個展を開催する写真家の石川直樹さんをゲストに迎え、トークイベントを開催します。

歴史ある奈良市にできる新しい書店での豪華企画です、皆さまのご参加をお待ちしています!

(*コロナウイルス感染拡大の状況によっては延期・中止の可能性もあります)

→中止といたします

--------------------------------------------------------------------------

『彼岸の図書館』増刷記念ツアー「お元気ですか」 in 奈良

 「彼岸」をめぐる冒険

石川直樹×青木真兵×青木海青子(人文系私設図書館Lucha Libro)トークイベント 

 

【日 時】2020年4月12日(日)14:00-15:30(13:30開場) 終了後サイン会

【会 場】奈良 蔦屋書店 店内イベントスペース

     奈良県奈良市三条大路1丁目691-1

     *4/1オープン! HPが開設され次第、リンクをご案内します。

【参加費】1500円(税込)

【定 員】40名

【お申し込み方法】件名を「4/12トーク申し込み」とし、お名前・参加人数・お電話番号をご明記の上、以下のアドレスまでメールでお申し込みください。 info@sekishobo.com

【主 催】夕書房

【共催・協力】奈良 蔦屋書店

 

【問い合わせ先】人文系私設図書館ルチャ・リブロ 担当:青木

 

【内 容】青木夫妻はそれぞれ埼玉と兵庫出身。奈良に移り住んで、4年になります。

「ルチャ・リブロ」は築70年以上、すぐ横には天誅組総裁の吉村寅太郎が埋葬された史跡があり、地縁も血縁もなかった奈良の歴史を日々感じながら暮らしています。

一方、石川さんは世界を旅する冒険家でもあり、人類学・民族学の観点から各地の人々の営みを見つめてきました。

 

『彼岸の図書館』をいち早く読了、その魅力に太鼓判を押す石川さんと、地中海史を研究する歴史学者でもある青木真兵さん、司書として時を超えた書物の持つ力を知り尽くす海青子さんの3人に、「彼岸」をキーワードに熱いトークを繰り広げていただきます。

 

会場では石川さんの最新写真集や絵本、『彼岸の図書館』などLucha Libro関連書籍を販売、終了後3人によるサイン会も開催します。

 

【プロフィール】

石川直樹(いしかわ・なおき)

写真家。1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞、土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に『まれびと』(小学館)、『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『アラスカで一番高い山—デナリに登る』(たくさんのふしぎ4月号、福音館書店)などがある。東京都在住。

http://www.straightree.com/

 

人文系私設図書館ルチャ・リブロ 

青木真兵(あおき・しんぺい)

「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。1983年生まれ。埼玉県浦和市に育つ。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」(https://omeradi.org/)の配信がライフワーク。障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務める。奈良県東吉野村在住。

https://lucha-libro.net/

 

青木海青子(あおき・みあこ)

人文系私設図書館ルチャ・リブロ司書。1985年兵庫県神戸市生まれ。約7年の大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともにルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号での刺繍等によるアクセサリーや雑貨製作、イラスト制作も行っている。奈良県東吉野村在住。

https://ameblo.jp/cian55555/