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【夕書房・新刊予告】2月刊予定

 

失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術

池田剛介=著

 

森大志郎=装幀

2019年2月刊行予定

予価:本体2,400円+税

184頁/菊判・並製

ISBN: 978-4-909179-03-6 C0070

夕書房

 

「モノからコトへ」時代の、その先へ

長編書き下ろしと7編の論考で探る、「作品」と「制作」の新たなる可能性

 

現代美術のあり方が、芸術とは何かを問う内的な行為からその外にある現実社会への働きかけへと変化してきているいま、「作品」はどこへ向かうべきなのか−−。芸術とは何か、作品とは何かを根本から問い続け、美術作家としてその時々の自身の答えを作品にあらわしてきた池田剛介による、初の論集。

 

「ユリイカ」「現代思想」「早稲田文学」「POSSE」等に寄稿した2011年から2018年までの思考の軌跡と、それを束ねる長編書き下ろしで構成。カバー、表紙、扉には本書のために制作した新作を実験的方法で印刷し、書物というモノの可能性を追求する。

 

 

目次

 

序文

 

chapter I

失われたモノを求めて

 

chapter II

干渉性の美学へむけて

祝祭・現実・遊び

虚構としてのフォームへ

セザンヌの中間地帯

保存と解凍

クマと人が出会う場で

カタストロフの傍らに

 

あとがき

 

著者プロフィール

池田剛介(いけだ・こうすけ)

1980年、福岡生まれ。美術作家。京都造形芸術大学情報デザイン学部卒業。東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐって制作活動を行う。主な展示に「Tips」(京都芸術センター、2018)、「Malformed Objects――無数の異なる身体のためのブリコラージュ」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、台中、2016)、「常日 行旅」(台北国際芸術村、台北、2016)、「モノの生態系」(絶対空間、台南、2015)、「あいちトリエンナーレ2013」、「堂島リバービエンナーレ2011」など。京都市在住。www.kosukeikeda.net