『新版 宮澤賢治 愛のうた』の著者・澤口たまみさんによる宮澤賢治の作品解説を、ベーシスト石澤由男さんのジャズの音色にのせてお届けする「百年の謎解き」コンサート。
始まりの地、岩手県盛岡市のジャズバー・すぺいん倶楽部での6回目となるコンサートには、舞踏家の福士正一さんをゲストに迎えます。
秋田出身の土方巽が生み出した日本発祥の芸術・舞踏は、海外で高く評価されています。
福士さんも、フランス、ベトナム、台湾をはじめ、各国で公演を行っています。
そして賢治も、花巻農学校の生徒たちとともに、歌や踊りを楽しんでいました。
ことにカシワの木を見ると、その風雪に耐えた独特の樹形に、踊りを連想したようで、「一本木野」という詩のなかでは、
「おい やまのたばこの木 あんまりへんな踊りをやると 未来派だっていはれるぜ」
と書いています。
今回は舞踏の力を借りて、即興による踊りと歌に満ちた賢治の作品世界に迫ります。
デュオの極み〜百年の謎解き 第6章〜
異稿かしはばやしの夜
日時 2018年12月9日(日)18:00-20:00
会場 盛岡・すぺいん倶楽部
盛岡市大通1-9-23-5F
出演 福士正一(ベース)、石澤由男(ベース・作曲)、澤口たまみ(賢治作品解説)
入場料 前売 一般3,500円/学生2,500円
当日 一般4,000円/学生3,000円
(ワンドリンクつき)
お申し込み・お問い合わせ クアトロミュージックオフィス 080-1820-0895/すぺいん倶楽部 019-654-2055