『家をせおって歩いた』の著者・村上慧さんが馬喰町ART+EATで個展「労働をつかむ」を開催します。
初日には文化人類学者・今福龍太さんとのトークもあります。
開催期間:2017年9月5日~2017年10月7日
時間:火水木12:00~19:00 金土12:00~21:00 日月祝休み
会場:馬喰町 ART+EAT(〒101-0031 千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202)
<イベント>
トークイべント「労働と体・広告・オリンピック」
9 月 5 日(火)19:30~20:30(開場 18:30)
出演 今福龍太(文化人類学者・批評家)×村上慧
参加費:¥1,500(1オーダーお願いいたします)
定員:50名
☆オープニングアクト
村上慧による「BAR 現場」 20:30~22:00 トークイベント終了後、 作家が腕によりをかけておいしいお酒を作ります。 ぜひ、会場にてご歓談下さいませ。
<展覧会について>
人件費としての僕。人件費としての妻。人件費としての父親。 書いていてこわくなる。このからだのためにあったはずの労働を、 このからだを通してつかみたい。 この個人的なからだが食べ物を食べたがることや、 排便をしたがることによって経済がまわっているはずだ。 経済活動とからだを連結すればわかるはずだ。(村上慧)
村上慧は、東日本大震災を経て2014年から発砲スチロールで作 った自身の家を背負って日本全国を歩きながら移住生活をおくって います。その活動は、2016年に絵本『家をせおって歩く』( たくさんのふしぎ2016年3月号/福音館書店)にまとめられ、2017年には移 住生活中の日記が書籍『家を せおって 歩いた』(夕書房)となって出版されました。そんな村上が今回、 向き合うのは「労働」。「 このからだと労働の関係がよくわからない」と村上は言います。 村上がどのようにして「労働をつかむ」のか、 ぜひご高覧ください。